「育児休業が終わるけど、仕事と子育ての両立、ちゃんとできるかな…」
「育児休業明けの働き方って、どうすればいいの?」
育児休業からの復帰を控えて、期待と同時に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!社会保険労務士山田です。育休からの復帰は、新しい生活リズムを築く大切なスタート地点です。今回は、復帰後の生活をスムーズにするための制度と、知っておきたい注意点についてお話しします。
復帰後の働き方をサポートする3つの制度
育児休業から復帰した人が、仕事と育児を両立できるよう、法律で定められた制度があります。
① 短時間勤務制度(時短勤務)
原則として、子どもが3歳になるまで、1日の労働時間を6時間まで短縮できる制度です。
- 給料への影響: 勤務時間が短くなるため、原則として給料も減ります。
- 利用期間: 子どもが3歳になるまで。会社によっては小学校入学前まで延長できる場合もあります。
② 所定外労働の制限(残業の免除)
子どもが小学校に入るまで、残業や休日出勤を免除してもらえる制度です。
- 給料への影響: 残業がなくなるため、残業代は支給されなくなります。
- 利用期間: 子どもが小学校に入るまで。
③ 育児のための時間外労働の制限
子どもが小学校に入学するまで、月に24時間、年に150時間を超える時間外労働を拒否できる制度です。
- 給料への影響: 時間外手当は支給されなくなります。
- 利用期間: 子どもが小学校に入るまで。
これらの制度は、会社に申し出ることで利用できます。まずは会社の担当者に相談してみましょう。
2. 復帰後のトラブルを避けるための注意点
育休復帰をスムーズに進めるためには、会社とのコミュニケーションがとても大切です。
① 復帰の時期や働き方を早めに相談する
復帰する時期や、希望する働き方(時短勤務の有無など)は、育児休業中であっても早めに会社へ伝えましょう。会社はあなたの復帰に合わせて、業務の調整や引き継ぎの準備を進めます。
② 会社の状況を理解する
復帰を希望する部署や業務の状況が変わっている可能性もあります。復帰前には、会社の状況をしっかり確認し、お互いの希望をすり合わせることが大切です。
③ 柔軟な姿勢を持つ
制度を利用して働くことは大切ですが、時には周囲のサポートも必要です。周りの同僚や上司に感謝の気持ちを伝えるなど、良好な関係を築くことで、困ったときに助けてもらいやすくなります。
まとめ
仕事と育児の両立は、決して一人で抱え込むものではありません。利用できる制度を上手に使い、周囲の協力を得ることで、無理なく働くことができます。
このシリーズが、あなたの育児休業をサポートする一助となれば幸いです。ご不明な点がありましたら、いつでもご相談ください。
従業員と共に、成長できる未来を築いていきましょう。
[参考資料]
- 厚生労働省「育児休業制度」:
育児休業制度特設サイト|厚生労働省


